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島津ゆたか
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北から南から
Lyricist:阿久悠 Composer:三木たかし
雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという
雨の東京 女がひとり いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で 恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥 夢と思えばいいという
雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという Find more lyrics at ※ Mojim.com
雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという
雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという
雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという
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